【初めの一歩】不登校の引きこもりがするべきこと

不登校攻略

多くの学生が、不登校になって最初にすることといえばなんだろう。そう考えたときに私はベッドに潜り込んで、自分の部屋に引きこもっていた。今までできていたことができなくなった。みんなができていることができなくなった。そんな自己否定感から逃げるために、ひたすらにベッドでスマホとにらめっこをし、現実逃避をする毎日であった。

しかし今ではいろんな人と話すのが楽しくなった。生きるのが楽しいと思えてきた。ではその経験を活かして今引きこもりで苦しんでいる人、もっと充実した生活を望んでいる人、幸せになりたい人を助けて自分も人助けできてhappy。読者も引きこもりを改善するきっかけになってhappy。と感じたのでこの記事を書いている。

というわけでこれから不登校で引きこもりに悩んでる人がはじめの一歩としてするべきことを話していこうと思う。

結論、そんな私が考えた不登校で引きこもりから抜け出したい人が最初にするべきこと、それは

規則正しい健康生活を送る

ということである。ありきたりな答えだ。しかしそれほど規則正しい生活というのは重要であると考えている。

と言われても重要性が伝わらないと思うので、これからその理由を説明していきたいと思う。

引きこもりの人が知っておいてほしいこと

まず引きこもりを改善するうえで大事なのは、なぜあなたは引きこもるようになったのか。いわゆる「原因」をある程度明らかにした方が、解決に向けて有効な選択肢となるのは間違いないだろう。

もし原因が明らかになれば、その原因に応じた対処や適切な支援、家族や友人など周りの人からの対応がしやすくなり、また再発防止にもつながるからだ。

原因に執着するな

ただしここで注意しておきたいのが、原因を明らかにする目的だ。

先ほどの原因が明らかになることにより得られるもの(対処や支援、対応や再発防止)は、すべて自分がより良い状態になるために、プラスの目的をもった上での手段であり、これがいつのまにかマイナスな目的をもって行動してしまうことにならないようにしたい。

例えばこれは経験談でもあるんだが、原因である過去に執着をしてしまい、「あの時こうしてれば…」や「なんでこんなことに」といったプラスどころかマイナスに考えてしまうくらいなら、原因は考えずに、今できることを考えた方が良いだろう。

休んで自分と向き合ってほしい

そのため無理に行動して目的を見失っても何一つ良いことはないので、自分が変わりたい、行動したいと思えるまで、まずはゆっくり休んで、その中で真剣に自分と向き合ってほしいと思う。

変わりたいと思い始めたけど、何から始めればいいかわからない、引きこもりから抜け出したい、そう思い始めた人に向けてこれから結論に対する理由を述べていく。

規則正しい生活を推す理由

というわけでひきこもりを解決していく上で大切にしておいてほしい考え方を話したうえで、実際に「規則正しい健康的な生活を送る」べき理由を話していこうと思う。

理由1.ハードルが低い

やはりいままで引きこもっていた人がなにか行動しようというのはとてつもないエネルギーを要すると思う。精神的に疲れ切った状態で、なにかをしろと言われても何もできないだろう。実際私が引きこもっていたときに、いきなり「勉強しろ」なんて言われても無理に決まっている。

つまり引きこもりがまず行動できるかできないかというのは、必要なエネルギー量、つまりハードルの高さがいかに低いかが大切になってくると思う。

それをふまえた上で、規則正しい生活を送るというのは、ハードルが高いか低いかは個人の判断なので置いといて、比較として少なくとも「勉強する」とか「外に出る」などよりかは、取り組みやすいものだと思う。

ただ人によっては、いきなり「明日は6:00に起きる!」というのは難しいという人もいるとは思うので、そこらへんは柔軟に対応してほしい。例えば、朝カーテンを開けて日光を浴びるだとか、30分早く寝てみるだとか。とにかく極限までハードルを下げてもよいので、行動することが大切だ。

理由2.効果がわかりやすい

もうひとつ理由を上げるとするならば、規則正しい生活を送るとすぐに効果がでるからだ。

もし規則正しい生活にしたとしても、効果がすぐに出なければ、続かないだろう。そこで規則正しい生活を送ると、経験上、遅くとも一週間以内、早くて翌日に効果が出る。

そうした面でも、規則正しい生活を送るというのは非常に有効であり、初めの一歩にふさわしいといえる。

健康になるとどうなるか

先ほど効果がわかりやすいと語ったが、ここからは具体的に健康な体になると、心身にどのような影響が出てくるのかを解説する。これを聞いてより健康に対する意識を上げてもらえればと思う。

精神の安定

昼夜逆転の生活をしていると、自律神経のバランスが崩れて不安やイラつきが多くなる。そうなるとやはりなにか前向きに行動する気にもなれないだろう。

これから行動していくためにも、初めの一歩として精神を安定させていく必要がある。

自己肯定感の向上

引きこもっている人はやはり自己肯定感が低く、自己否定の塊になっている人が多い。実際私もそうだった。私は何をやっているのだろうか、と考えるばかりで、実際は何も行動をしていない。だから何も変わらない、現状維持で終わってしまう。

健康に生きると自己肯定感が向上して、他者と比較せず、自分のために生きるようになれる。そうすればおのずと幸福を感じられるようになる。

体内時計の調整

体内時計が乱れると、睡眠に問題が出て、睡眠の質、量ともにうまく調節ができなくなってしまう。また免疫力の低下や消化不良、生活習慣病のリスクを高めてしまう。

心と体がお互いに関わっているからこそ、どちらも改善していかねばならない。

初めの一歩として規則正しい生活を

規則正しい生活を送るというのは、小学生の保健で習う、極めて当たり前でありきたりなものだと思う。しかしどうだろう、今あなたはそんな生活を送れているだろうか。

あなたの人生の目的を考えたときに、果たして今していることは本当に目的を達成しようとしているのだろうか。

規則正しい生活を送ったからと言っていきなり人生が豊かになるわけではない。私たちはスタートラインに立ったにすぎない。健康な体で、いろいろなことに挑戦していってほしい。

おすすめの行動

ここからは実際に規則正しい生活を送るために何をしたほうがいいのか、実体験に基づき話していこうと思う。

22:00に寝て6:00に起きる

まずは早寝早起きから改善してほしい。効果のほどは前述したように、メンタルが安定し、体内時計がリセットされる。

この記事を見ているのは中高生が多いと思うので、理想としては8時間ほど睡眠時間をとってほしい。というわけで私からは22:00に寝て6:00に起きるというのがベストだと言っておく。

ただいきなり早く寝るようにするというのは極めて難しい。実際私も寝つきがわるく、22:00にベッドに入ったが、結局スマホで24:00過ぎた、なんてことがざらにある。さらに早く寝たはいいものの早く起きすぎる、なんてこともあった。

寝る1時間30分前に湯舟につかるだとか、スマホを見ないようにするだとか、自分でできる範囲で寝る努力をしてみることから初めてほしい。

3食食べる(ただし太るな)

早寝早起き以外にも、しっかりと食事をすることで、体に良い影響が出る。特に学生の人は成長期なので、適正量をしっかり食べてほしい。

学生だと、男子は2600~2800kcalくらい、女子は2400kcalくらいらしいが、個人差はあると思うので、各々で判断してほしいが、目安として今食べてる量で太ってないならもっと食べるべきだと思う。

ちなみに私は食べなさ過ぎて不登校になる前と比べて体重が-2キロになった。来年になるまでに58キロを目指している。

+αで運動も検討

まずは前述の二つをクリアしたうえでこのステップに来てほしいのだが、できれば外に出て運動をした方が、幸せへの近道にはなる。

成長期の学生はもちろん、大人でも運動をすると心も体も鍛えられる。一つのことに打ち込むと、余計なことを考えなくなり、頭がすっきりする。運動をした方がいいのは事実だ。

だが一つ忠告すると、無理に運動をする必要は全くない。むしろそれで目標が達成できなかったという自己否定につながるというのが一番よくない。ので、運動はあくまでプラスαで行ってほしい。やることがなかったらやるくらいで気楽にしたほうがいいだろう。

とにかく引きこもりを抜け出すためには行動することが必須だ。ぜひこの記事を参考に、今からでも行動を始めてほしい。検討を祈る。

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